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円形脱毛症 皮膚科

 円形脱毛症の治療は、皮膚科専門医のいる医療機関がおすすめです。

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円形脱毛症の薬


皮膚科で円形脱毛症の治療を受けた場合、症状によって医療用脱毛症治療薬が

処方されますが、大きく分けて、内服薬と塗り薬の2種類があります。

医師の判断でだされる薬ですので安心ですが、どのような特徴があるのかが

わかれば、なお一層安心できると思います。


1.専門医が円形脱毛症の療法に使用する内服薬には、次のようなものが
  あります。

 ●グリチロン(一般名:グリチルリチン・DL-メチオニン配合剤錠)
  主な成分はグリチルリチンで、それにアミノ酸と制酸剤を配合した
  製剤です。

  グリチルリチンは甘草の有効成分で、抗アレルギー作用・解毒作用・
  抗炎症作用などの働きが有り、内服薬には肝炎や胃・十二指腸潰瘍、
  胃酸・過多、食・薬物中毒、その他アレルギー疾患などの治療に用いら
  れています。

  内服薬はカリウム不足になったり、血圧上昇や脱力感などの副作用が
  起こることもあります。

 ●エバステル(一般名:エバスチン錠)
  様々なアレルギー症状を改善する抗ヒスタミン薬で、効果は長時間持続
  します。

  ただ、眠気や倦怠感・口の渇き、また時には肝障害などが起こることが
  有り、それに稀にショックの様な重い副作用が起こることがあります。

 ●プレドニン(一般名:プレドニゾロン錠)
  ステロイド薬(合成副腎皮質ホルモン剤)で、炎症やアレルギー性の病気
  の症状・リウマチの症状を改善する作用などがあります。

 ●免疫抑制剤
  毛根を攻撃するリンパ球を抑制する効果が有り、臓器移植の際の拒絶
  反応の抑制や自己免疫疾患・アレルギー性疾患の治療などにも用いられ
  ています。

  円形脱毛症の汎発型では、体内の白血球が過多状態になっている症例が
  多く、そのような治療に特に効果を発揮します。

【内服薬の注意点】
 内服薬は症状を著しく改善しますが必ずしも根本治療にはなりません。
 内服の服用を長く続けていると、肥満症や高血圧症・糖尿病・感染症など
 を引き起こしたり、時に精神状態が不安定になったりすることがあります
 ので、医師の指導を正しく理解して使用しましょう。


2.専門医が円形脱毛症の療法に使用する塗り薬には、次のようなものが
  あります。

 ●フロジン液剤・アロビックス液剤
  頭皮に塗布する事で、機能低下状態にある毛根を活発し、皮膚の毛穴に
  働いて脱毛防止や発毛促進につながります。

 ●アンテベート(一般名:酪酸プロピオン酸ベタメタゾン軟膏)
  炎症をとる強い作用のある強力なステロイドの外用薬で、炎症による
  腫れや赤みを抑える作用が有り、かゆみや痛みを和らげます。
  円形脱毛症にも用いられています。

 ●フルメタ(一般名:フランカルボン酸モメタゾン軟膏)
  強力なステロイドの外用薬です。炎症をとる強い作用が有り、ケロイド
  のような傷あとの組織の過剰な増殖を抑える作用も有り、円形脱毛症
  にも用いられています。

 ●デルモベート(一般名:プロピオン酸クロベタゾール軟膏)
  炎症をとる強い作用が有り、湿疹や皮膚炎・乾癬などの皮膚の炎症や
  むくみ・かゆみなどの症状を軽減し、軟膏とクリームは円形脱毛症や
  ケロイドにも用いられます。

 ●トプシム(フルオシノニド軟膏)
  皮膚の炎症やかゆみなどの症状を軽減し、軟膏とクリームは円形脱毛症
  にも用いられます。

【塗り薬の注意点】
 血管拡張作用、脱毛防止作用、発毛促進作用のある塩化カルプロニウムや
 強い抗炎症作用のあるステロイド外用薬を使用するのが一般的です。

 これらの外用剤には、副作用がある場合がありますので、医師の指導を
 正しく理解して使用しましょう。




 

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